腰椎分離症は椎骨(背骨)の椎弓根と呼ばれる部分に起こる疲労骨折です。
以前は先天性のものと言われていましたが、近年ではCT、MRIの発展によりスポーツなどが原因となる疲労骨折であることが分かってきました。したがって「骨折」であることから早期発見をして早期に適切な治療を行うことで骨癒合が可能となります。
分離症の発生部位
最近の研究では特にスポーツ活動を盛んに行う小・中学生の腰痛が1週間以上継続した場合、その40~50%程度が分離症を発症していると言われています。したがってスポーツ活動を行うこどもの腰痛ではまず第一に分離症が疑われるかどうかを判断することが重要です。
分離症はCT画像により「初期」「進行期」「終末期」に分類され、さらにMRIではCTでも分からない「超初期」の分離症も発見が可能です。
分離症は発見が遅れてしまい進行すると最終的に左右の椎弓根部が偽関節(終末期)となり、椎骨の前後のつながりがなくなるためとても不安定な状態になってしまいます。特に小学生や中学生の若年者で両側分離(偽関節)が起こると将来的に「すべり症」に移行するリスクが高まります。すべり症が起こってしまうと将来、成人になったときに腰痛がひどくなったり時には神経症状を伴うこともあります。
LIPUS(低出力超音波治療器)
したがって特に小・中学生の若いお子様では早期発見をし、スポーツ活動の中止、硬性コルセットの使用を行うことで治癒(骨癒合)を目指すことが大切です。
当院では骨癒合に効果的なLIPUS(低出力超音波治療器)を用いて骨癒合率の向上を図り、時期に応じて適切なリハビリテーションを行っていきます。
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