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ゲンシンゲン装具は何度も作りなおしが必要?

ゲンシンゲン装具はかなり大きな修正まで可能な装具です。

既存の側弯症装具ではよく「何回も成長に合わせて作り直した」というお話を耳にします。

(毎年作成して、今までに4~5個も新しく作ったという方もみえます・・・)

 

しかし、ゲンシンゲン装具では基本的には毎年のように再作成が必要であることはありません。

患者様の成長による変化(身長や体重の増加)、また側弯症のカーブの状態の変化に合わせ非常に繊細に調整を行うことが可能です。

 

例えばこの方の装具ですが

左が新規に作成した時(中学1年生)、右は身長の伸びに合わせて調整した状態です。

左:ゲンシンゲン装具作成時
右:身長に伸びに合わせた調整

伸長が伸びると当然装具が合わなくなってきます。

そこで、右側の写真のように上下に切断をし、金属プレートを入れることによって上下に伸ばし身長の伸びに対応した調整を行っています。

ちなみにこの方の場合、次の写真のようにその後、体重の増加に対応した調整も行っています。

4年間で行われた様々な調整

中学1年生の時にゲンシンゲン装具を新規に作成し、高校2年生までの約4年間、装具を再作成することなく経過しています。

身長や体重の増加、そして側弯症のカーブの形状の変化(カーブが改善してきたらより矯正力を上げるように調整)に対応した調整を行うことで、1つの装具で成長スパート期の間を過ごすことを可能としています。

このようにゲンシンゲン装具はかなり大がかりな調整まで可能な装具です。

したがって基本的には直ぐに作り直したり、毎年のように作り直す必要はなく、成長期の間を過ごすことができます。

 

ただし、必ずしも全く作り直しが必要ないということではありません。

例えば小学校の低学年のように早期から装具が必要になった場合は、成長による体型の変化もかなり大きいためこのような場合は新たに装具を作成する必要があります。

また、カーブの状態の変化が著しく、調整では対応が難しいような場合は再作成が必要になる場合もあることはご理解ください。

 

それでもゲンシンゲン装具は大がかりかつ繊細な調整が可能である非常に優れた装具です。

 

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