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側弯症にどうしてなってしまうのか?(発症原因について)

今回はよくお受けするご質問で

「側弯症にどうしてなってしまうのですか?」(側弯症の発症原因)についてお話します。

側弯症患者様やご家族の方の多くの方がこのような疑問を持ってみえます。

 

「普段の姿勢が悪いから?」

「1種類のスポーツばかりをやり過ぎたから?」

「重たい荷物などを持ち過ぎた?」

「何か食べるものが悪かった?」

「ケガをしたから背骨が曲がってしまった?」

などがよくお聞きする言葉です。

 

しかしこのようなことは側弯症の発症(病気の始まり)とは一切関係ありません

何が原因なのかと言えば

「遺伝子」になります。

 

側弯症は「特発性側弯症」とも呼ばれるのですが、

この「特発性」という言葉は「突発・急に始まる」ではなく「はっきりと原因が分からない」という意味を現す言葉です。

このように以前は側弯症になる原因は分かりませんでした。

 

しかし近年の研究により側弯症の発症にはいくつかの遺伝子が関与していることが分かってきました。

 

遺伝子については2011年以降、日本の理化学研究所の研究により

LBX1、GPR126、BNC2、PAX4

 

と呼ばれる4つの遺伝子の含まれる因子が関与していることが分かってきました。

 

これらの因子を遺伝子に持った方が、多くの場合に思春期(成長期)になると遺伝子の働きが活発になり背骨を曲げる力を働かせます。

この遺伝子の働きは成長期に入ると急にスイッチが入ったように働き始め、また成長期の終わりの頃になるとスイッチが切れるようにその働きは弱くなるそうです。

 

ですからこのいわゆる思春期の急に背が伸びる時期が特に注意が必要になっていきます。

 

また「遺伝子」が関与しているため当然、「遺伝」もします。

ですからご家族やご親戚などの身内の方に側弯症の方がみえる場合は、

特に成長期のお子様については注意をして背中・姿勢を観察してみて下さい。

ただし、遺伝をすると言っても必ずしも発症するわけではありませんし、

たとえ親子や兄弟で発症をしたとしても、

皆さんが同じカーブの形状・同じカーブの角度まで進行するわけではありません。

そのカーブの程度は様々にあります。

 

側弯症の発症には遺伝子が関係している以上、その発症を止める方法自体はありませんが、

成長期のお子様は注意深く観察をし、早期に発見することで、

進行の予防や改善をシュロス法では可能にしています。

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